甲状腺癌の仕事復帰はいつから?私が再発を予防している方法とは?

2011年1月に甲状腺乳頭がんの手術をしました。すでに5年経過していますが、特に問題なく元気です。甲状腺乳頭がんの手術を経験した私が、甲状腺癌について不安な方のために、治療方法や予後、妊娠出産、再発予防法を詳しくお伝えしています。

大豆と豆乳が甲状腺に悪いって本当?

大豆食品や豆乳が身体に良いと聞いて

毎日のように食べている方はいませんか?

 

 

大豆はたんぱく質が豊富でカロリーが低めということで

 

注目されましたが、実は大豆に含まれている他の成分が

 

甲状腺ホルモンの生成を阻害していることがわかったのです。

 

フィチン酸塩がミネラルを吸収できなくする?

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大豆にはたんぱく質の他に「フィチン酸塩」という成分が含まれています。

 

この成分が厄介で、他の食材のミネラルを身体が吸収することを

阻害してしまうのです。

 

 

ミネラルの吸収ができなくなると、内分泌系である甲状腺も働きにくくなります。

 

 

その上酵素も作れなくなる?!

大豆はミネラルを作れないばかりか、甲状腺が機能するために

必要な酵素も作れなくなってしまいます。

 

食物を身体に取り入れるとアミラーゼ・リパーゼ・プロテアーゼという消化酵素

 

自然と分泌されます。

 

消化酵素が分泌されることにより、食材の栄養素がはじめて

 

身体の器官に行き渡るのです。

 

しかし、大豆には酵素阻害成分が含まれていて、

大豆を食べ過ぎてしまうと、甲状腺が機能しにくくなってしまうのです。

 

甲状腺機能低下症や機能低下症までいかなくても、機能低下症に近い

 

諸症状がある人は、毎日大豆製品を摂っていないか、一度

 

食生活をチェックしてみてください。

 

甲状腺癌で甲状腺を全摘出した場合の生存率は?

甲状腺癌で甲状腺を全摘出した場合の生存率は

どのぐらいなんでしょうか?

 

 

ここでは、甲状腺癌の90%を占める

甲状腺乳頭癌の場合の生存率で見ていきましょう。

 

 

甲状腺全摘でも乳頭癌の生存率を見ていけばいい

 

甲状腺乳頭癌での手術は悪性腫瘍がどこにあるかで

甲状腺をどのぐらい切除するかを決めます。

 

甲状腺の片側の場合もあるし、甲状腺を全摘出することもあれば

亜摘出するケースもあります。

 

 

甲状腺乳頭癌は大変予後の良い癌なので、

早期発見で生存率100%、比較的若い患者さん(45歳以下)

であれば10年生存率も95%ほどになります。

 

他の癌に比べて生命に危険性があまり及ばない癌なのです。

 

 

甲状腺を全摘出すると?

甲状腺を全摘出または亜摘出した場合は

甲状腺のホルモン薬を一生涯のみます。

 

 

代表的な薬はチラージンSですね。

 

これらのお薬を飲み、甲状腺ホルモンを安定化させます。

 

また、甲状腺を全摘出・亜摘出した方のみ、

腫瘍マーカーサイログロブリンの値を

 

半年から一年おきに調べます。

 

甲状腺を全摘出・亜摘出した方は甲状腺癌が

再発転移するとサイログロブリンの数値が急激に

 

上昇するためです。

 

 

しかし、たとえリンパ節に転移したとしても、

甲状腺乳頭癌と同じで生命に関わる可能性は低いです。

 

 

甲状腺癌と腫瘍マーカーについて

腫瘍マーカーは今ではさまざまな癌の発見再発に役立てられています。

 

甲状腺癌も同様で、腫瘍マーカー甲状腺癌の有無を診る判断基準になります。

 

まず、甲状腺乳頭癌と濾胞がんでは「サイログロブリン」という項目が

 

高い数値を示すと甲状腺癌を疑います。

 

しかし、一点注意しなければならないのが、

サイログロブリンが高い数値だからといって

 

必ず甲状腺癌と断定はできません。

 

サイログロブリンが高い値を示すケースとしては、

甲状腺良性腫瘍や喫煙者、高齢者でも該当します。

 

そのため、甲状腺癌かどうかを診断するには、

血液検査の他にエコー検査、細胞診の複数の

検査結果で総合判断します。

 

また、甲状腺癌の中では頻度が低いのですが、

「髄様がん」では、カルシトニンやCEAの数値が高くなります。

 

甲状腺全摘出亜摘出では再発していないかどうか

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また、甲状腺癌の腫瘍マーカーであるサイログロブリンは、

 

甲状腺癌なのか診断するだけでなく、甲状腺癌が

 

再発していないかどうかを判断する材料となります。

 

甲状腺癌で甲状腺を全摘出・亜摘出した方で、

再発や遠隔転移した場合、サイログロブリンの数値が急上昇します。

 

そのため、半年から一年ぐらいの間隔で

サイログロブリンの数値をチェックします。

 

甲状腺腫瘍マーカーについてはこちらで詳しく書かれていました。

 

ぜひチェックしてみてください。

甲状腺サイログロブリンって何に使われるの?

甲状腺サイログロブリンは、血液検査値ではTgと表されます。

 

このサイログロブリンという物質は甲状腺ホルモンT4に

分泌される前にできる物質です。

 

甲状腺サイログロブリンの値が高値だと、

 

甲状腺バセドウ病慢性甲状腺炎で高い数値が出ます。

 

基準値は35ng/mlが正常範囲です。

 

 

甲状腺の腫瘍ででサイログロブリンが高い数値を示しても、

それが必ずしも悪性腫瘍であるかは判断できません。

 

 

良性の腫瘍でも、悪性の腫瘍でも、サイログロブリンの数値が高くなるためです。

 

甲状腺癌だと判断するには、超音波エコー検査や細胞診と、数種類の

検査を総合して判断していきます。

 

甲状腺を全摘した人にはサイログロブリンは有用な検査となる

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甲状腺癌や濾胞がんで甲状腺を全摘した人は、

サイログロブリンの数値で再発や転移がないかどうかを

 

検査する有用な数値になります。

 

甲状腺全摘後、ずっとサイログロブリンが低値だったのに

急激に高い数値を示した場合、癌の再発や転移を疑います。

 

 

 

甲状腺癌の検査方法は?

甲状腺癌の検査方法ってどうやってやるんでしょうか?

 

まず、甲状腺癌の確定診断は一つの検査では診断できません。

 

いくつかの検査を受け、その結果で甲状腺癌ではないか、

 

という診断になります。

 

検査の種類ですが、

 

■医者による問診や触診

 

■血液検査

 

■エコー検査

 

穿刺吸引細胞診

 

これらの検査を順番に受けていくのが主流です。

 

まず、医者による触診ですが、甲状腺専門医になると、

患者さんの甲状腺を触れただけで甲状腺のしこりの有無がわかるといいます。

 

 

これは甲状腺の多くの症例を診てきた専門医だからこそわかるんですね。

 

次に血液検査ですが甲状腺の病気の場合は

・TSH

・T3

・T4

 

の検査項目が甲状腺のホルモン値です。

 

これらの項目は普通の血液検査では項目に含まれていません。

 

(アメリカの血液検査には含まれているんですが、日本ではなぜか含まれていません。

だから甲状腺に疾患があるのに発覚がおそくなってしまいます。。)

 

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次にエコー検査ですが、首回りにジェルを塗り、

エコーをあてていきます。

 

超音波エコー検査で甲状腺にしこりがあるかどうかがわかります。

 

しかし、エコー検査ではそのしこりが良性なのか悪性なのかまではわかりません。

 

 

次の検査である穿刺吸引細胞診でしこりが良性なのか悪性なのかが

判断できます。

 

 

最後に穿刺吸引細胞診。

 

細い針を甲状腺のしこりに刺して細胞を採取します。

 

その細胞を詳しく分析して、しこりが良性なのか悪性なのかを判断します。

 

精度は95%です。そのため穿刺吸引細胞診でほぼ甲状腺癌なのかそうでないのかの

判断が正確にできるといわれています。

 

 

いかがでしたか?他にも検査費用や、

甲状腺の検査は何科を受診すればいいのかを

 

こちら のサイトで詳しくまとめました。ぜひチェックしてみてくださいね。